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テクニカル Q&AQTMTB 51 - ConvertMovieToFile の予期せぬ結果 (1999 年 6 月 14 日)
Q: ConvertMovieToFile 関数を呼び出して、ムービーを指定のファイルとタイプに変換する際、先にそのムービーを表示再生しないと、予期していなかった結果となってしまいます。ムービーコントローラは使用しておらず、使っているのはムービーツールボックスだけです。ムービーを表示再生した場合は、ConvertMovieToFile は正常なムービーを保存し、問題は起こりません。しかし、最初にムービーの表示再生を行わない場合、表示サイズと再生時間は合っており、サウンドトラックも付いているが、真っ白い何も写らないムービーができあがります。どちらの場合も、ConvertMovieToFile からはエラーは返りません。どうなっているのでしょうか。 A: ビデオトラックのフレームに何も写らないのは、ムービーがアクティブになっていない結果です。ConvertMovieToFile を呼び出す前に、SetMovieActive を使ってムービーをアクティブにしてください (まだアクティブになっていない場合)。ConvertMovieToFile の説明については『Inside Macintosh: QuickTime』第 2 章 145 ページを参照してください。ムービーがアクティブかどうかは、GetMovieActive 関数を呼び出すとわかります。この関数の説明については『Inside Macintosh: QuickTime』第 2 章 146 ページを参照してください。 最後に、ムービーに対して有効なポートを設定することを忘れないでください。ムービーを表示するときに必要なグラフィックスワールドを設定するには、SetMovieGWorld 関数 (『Inside Macintosh: QuickTime』第 2 章 159 ページ) を使います。
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